卵と牛乳なし!アトピーっ子にうれしい野菜たっぷり料理
    
     「アトピー日記」 

○ イラストが表示されない場合は、こちらからご覧ください。

○ アトピー日記の用紙は、こちらからプリントアウトできますよ                                            



 「アトピー日記」の付け方について、メールマガジンを補足するために、イラスト付きでUPしています。


  アトピー日記をつけよう  

                  

ママ先生になろう

 今まで書き込んできたことも参考にしながら、アトピーシグナルを書き込むのに、便利に使える
のが、アトピー日記です。私の場合は、食事療法の指導を受けるときに、書くようにと手渡されたのが、
そもそもの始まりでした。

 お医者さんは、主に、出た症状を押さえくれる専門家であり、アトピーの原因を見つける専門家
とは言えない部分があります。

 と言うのも、アトピーを引き起こす原因は、かなり広範囲にあるので、生活について詳しく聞いてくれ
る熱心なお医者さんにも、全ての原因が分かるわけではありません。

 ましてや、病院での血液検査で出た結果だけで、「これとこれに反応しています。気をつけましょう。」
と、機械的に教えてくれる先生なら、アトピーが悪化する原因探しを期待しても無理というものです。

 そこで、アトピーっ子の身近にいて、日常のお世話をしながら、様子をよく観察することが出来る
ママ先生の出番というわけです。

 例え素人であっても、観察するコツさえつかめば、アトピーの原因の一つや二つは気づくことが
出来るでしょうし、それらを遠ざけてあげることで、湿疹やかゆみなどのつらい症状を、少しずつでも
減らしてあげることが可能になりますから、ちょっとがんばってみませんか。


あると便利な、アトピー日記

 さて、ここから、具体的にどう日記をつけていくかのお話しです。

 先ほども少しふれましたが、アレルギーの血液検査でわかったアレルゲンだけに気を取られている
と、お子さんを悩ませているアトピー悪化につながる複数の犯人は見つけにくいものです。

 たとえ、薬で症状を押さえる事が出来ても、アレルゲンが身近にあれば、また湿疹やかゆみはぶり
返してしまいます。だから、せめてもう少し体が大きくなり、内蔵の機能が発達して、アレルゲンに過敏
でなくなるその頃まで、
アトピーを刺激する要因がわかれば、できるだけ取り除いてあげたいものです。

 そこで、食べた物やその日の行動を、日記にメモ書きすることで、より確実に、アレルゲン探しが可
能になってきます。

 ちょっと面倒かもしれませんが、何年かすると、貴重な育児日誌として懐かしく手元に残るものでも
ありますから、まずはひと月、がんばって続けてみてくださいね。


            
                     ↑                        ↑
 アトピーを熱心に診てくださる先生なら持って行って   同じ食材を食べ続けない回転食が、アトピー
 みてね。参考にしてくれるよ。                っ子の食生活の基本なので、日記に付けること
                                   で、材料を回転して使う覚えにもなるよ。




    書き込んでおくといいこと

 下が、今回プリントアウト付録に付いている「アトピー日記」の見本です。

 症状が出ている部分を、まず塗って、上に書いたいろんなアトピーに関係すると思われるシグナル
の中から、当てはまるものに○を付けます。

 さらに、その日食べさせた物や、行動について記入しておけばバッチリ!

 お子さんの育児日記を書き込む欄もありますので、プリントアウトして、ご自由にお使い下さいね。
A4サイズ一枚で、一日分のタイプと、上下に二日分書き込めるタイプを、今回は用意しました。

         




←ここにお出かけを記録します。




←育児日記も書いてみましょう。














    乳児 1歳頃までは

 ・食べ物の影響を大きく受けますから、毎食のメニューと、使った材料をざっと記入しておきましょう。

 特に、離乳食の頃に記入すれば効果的です。と言うのも、離乳食の頃は、体に合わない食べ物に
対する反応が、食事中や食後1時間くらいまでに、じんましんや咳き込みなどの形で、はっきり出るこ
とが多いので、食べ物との因果関係がわかりやすいのです。

 また、はじめて食べさせた物は、必ず書いておきましょうね。

 もちろん、そうまで過敏でない場合も、後から湿疹として吹き出したりしますので、忘れないうちに
その日の食事内容は、すべて書き留めておきましょう。

 ・湿疹がたくさん出る時期ですので、お風呂タイムを利用して、衣類に隠れて普段見えていない背中
や頭の中、お尻などの湿疹を見つけだし、日記にチェックを入れておきましょう。

 ・湿疹以外の症状で、アトピー悪化のサインが出ていることもあります。言葉で不調を表現してくれる
ことはありませんので、よく様子を観察して、各種症状についての欄へ、当てはまる項目に、マルを
入れておきましょう。

 ・特別な行事や外出を記入しておけば、何が刺激になっているのかわかるときがありますよ。

 ・母乳で育てているママは、ご自身が食べた物やコーヒーのような嗜好品も記入するといいですよ。
ただし、食べてから母乳になるまでに時間がかかるので、離乳食ほどには、アレルゲンの特定が簡単
ではありません。


  

    1歳〜3歳頃までは

 ・やはりまだ、食べ物がアレルゲンになっている場合も多いので、毎食のメニューと、使った材料を
ざっと記入しておきましょう。

 過敏な食べ物に対する反応は、食事中や食後1時間くらいまでに、じんましんや咳き込みなどの形
で、やはりはっきり出ることもありますので、はじめて食べさせた物は、必ず書いておきましょう。
  もちろん、そうまで過敏でない場合も、後から湿疹として吹き出したりしますので、忘れないうちに
その日の食事内容は書き留めておきましょう。

 行動範囲も広がるので、行楽先で食べさせたお弁当や外食がダメだったことも多いです。忘れず
記入しておきましょう。飲み物についても、変わったものを飲んだら念のためにメモしましょう。

 ・湿疹以外の症状で、アトピー悪化のサインが出ていることもあります。まだまだ言葉が不十分で
うまく不調を表現してくれませんので、よく様子を観察し、当てはまる項目に、簡単にマルを入れて
おきましょう。

・外遊びや外出が増えるので、行動については、必ず記入するようにしましょうね。


 

    4歳以上

 ・食べ物がアレルゲンになっている可能性が減ってきます。行事に参加して、何か特別変わったも
のを食べたり、外出先で怪しいなと思いながら食べたものを、メモ程度に書いたり、あるいは、食事
の制限を少しずつゆるめているなら、アレルゲンだと思うものを、試しに食べさせてみたら、どうだった
かをメモに残してみましょう。はじめて食べた物や、かゆみの出やすい食べ物についても、記入して
おくといいかもしれません。

 日を変えて、何回か食べても、何ともないとわかれば、安心して食べさせることが出来るようにな
りますからね。

 ・湿疹以外の症状で、アトピー悪化のサインが出ていることがあります。うまく言葉で不調を表現し
てくれるとは限りませんから、当てはまる項目があれば、マルを入れておきましょう。

・行動範囲が広く、外遊びや外出が増えるので、ともだちの家へ言ったことや、家庭や学校での行事
などについては、必ず記入するようにしましょうね。




    書き込んだ日記は、こんな風に分析してみましょう





 いま、湿疹やかゆみに悩まれているお宅は、湿疹の
出ている部位や、そのひどさの程度を、毎日書きとめ、
前日と比べてどうだったか見てみましょう。






 その日どこへ行き、子供が何をして遊んでいたかを、
簡単にメモっておくのも大切だよ。

 例えば、食べ物・飲物、ほこりや薬剤など、食べたり、
吸い込んだ可能性の高い物質。

 汗や砂、山の草花など、肌にふれて刺激になっている
かもしれない成分など、幅広い視点で書き留めておけば、
長く書き続けるうちに、アレルゲンの正体がおぼろげなが
ら見えてくるし、症状が決まって悪くなる時期があることも
わかってきます。




 食事制限のある方には、特に便利に使えます。

 怪しいなと思う食べ物は、赤ペンで書いておけば、
次に間をあけて、もう一度食べさせたときに、前回はどう
だったか調べやすいよ。





















 もちろん私だって、日記を書き始めた頃は、アトピー
の知識が全くないものだから、さっぱり原因がつかめ
なかったけれど、そのうち、ほこりっぽい場所で遊んだ
翌日は悪化すること。貝やカニ類,里芋のように、かゆ
みが出やすい食べ物が、やはり刺激になること、寒い
時期は、給食後に、腹痛が起きやすいなど、いろんな
ことがわかるようになったよ。 





 症状がほとんど出ない最近は、『五年連用日記』を利
用して書いています。

 普段は日記として使い、病気やアレルギー症状を起こ
したときだけ、症状をメモするのです。

 一ページの中に、5年分書けるから、過去の今頃の状
態もよくわかりますよ。

 そのおかげで、私のアレルギー性鼻炎が、毎年九月の
同じ週に悪化することを発見!

 親子はアレルゲンが同じ場合も多いから、子供もこの頃、
鼻がズビズビするみたい。

 こんな時期には、早めに寝て疲れをとり、料理にも力を
入れるようにしています。

 おかげで私の花粉症も、全くないか、あっても軽く済ん
じゃうのよね。         


 こんなに使える「アトピー日記」
 みなさんも、どうぞお試し下さいね。









 
 アトピー症状が、爆発的にひどくなる前には、何らかのサイン(予兆)があるものです。
 でも、乳幼児は、言葉がうまく出ないから、アトピーが
悪化する前のサインを、親の方が見つけてあげなくちゃね。
 サインについて、詳しくはメルマガで読み直してみてください。
 面倒だけど、日記を付けることで、そのサインももっと見つけやすくなるからね。


             では、メルマガの説明に従って、プリントアウトをどうぞ。
      
                          

                     卵と牛乳なし!
アトピーっ子にうれしい
野菜いっぱい料理
                     乳幼児のアトピーは、食べ方を変えることで改善しますよ
                         アレルギーに配慮しながらの、卵と牛乳なしのレシピ集へは、こちらから

                     制限食を体験した親の目で、ベビーから安心して使える食品や日用品だけを選んだ
                      アトピーっ子におすすめの商品


○ イラストが表示されない場合は、こちらからご覧ください。

○ アトピー日記の用紙は、こちらからプリントアウトできますよ      

                                      

○元のページへ戻る